自費出版する際、大切になってくるのが「著作権」です。知らず知らずのうちに他人の著作権を侵害してしまったケースもあるため、注意しなければいけない著作権についてご説明いたします。

著作権とは、知的財産権のひとつで、著作物を創作した時に著者に発生する権利のことです。著作権が認められる作品のことを「著作物」と言い、著作権は著作物を創作した方に与えられます。他人のデザインしたロゴマークや小説などの著作物を勝手に複製したり使用したりすることは法律で禁じられています。著作権を侵害した場合には、損害賠償や厳しい刑事罰を受けなくてはいけません。

オリジナリティーが認められる製作物は、すべて著作物となり著作権が与えられます。これは、物だけではなく、絵や音楽も同じく著作物と認められます。例えば、街中で見つけた壁の落書きを写真におさめ、写真集として発売した場合も著作権侵害になります。最悪の場合、写真集の販売差し止めの事態にも繋がります。トラブルを避けるためにも、正式に許可を得るなどきちんとした対応が必要です。

作品を作る上で、参考にしたい書籍・引用したい文章などが出てくることも多々あります。参考や引用を行う際には、必ずルールを守り正しい方法で行いましょう。

• 必ず参考元・引用元を明記し、本文と参考・引用部分について明確にすること。
• 引用する際にオリジナルの文章よりも引用部分が多いと、無断転載とみなされる場合があるため注意すること。
• 引用した文書の一部を変更する、削除する、手を加えることは禁止されていますので、絶対に行わないこと。

引用や参考はどの程度であれば許されるのか、明確になっていない部分もあります。疑問に思った時はスタッフにご相談ください。

ダーツフィールドでは豊富な経験と知識を持ったスタッフが、お客様のご要望にお応えします。漫画や写真集など様々なジャンルの印刷に対応しており、小ロットの印刷や電子書籍化も可能です。費用や著作権、印税などのご質問も承っておりますので、自費出版をお考えの方はお気軽にご相談ください。