書籍をつくる際にかかる費用の内訳はとても複雑です。
書籍が出版されるまでの工程は大きく分けて、編集、制作、印刷(製本)、流通という4段階に分かれており、それぞれでまた細分化された料金表が存在します。
お客さまがどのような書籍を作りたいか、どのように配布したいか、その詳細が定まってない内にお見積りを出してしまうと、お客さま・当社の一方または双方が、そのお見積りに縛られることになりかねません。
そこで、当社ではお客さまに誤解を与えないよう、お見積りはご相談の後にお出ししております。
ご相談前にお見積りのご案内はできませんので、あらかじめご了承ください。
料金を左右するポイント
編集
内容・原稿の完成具合
構成やストーリーなど掲載内容が固まっており、編集依頼量が少ないほど安価になります。
校正量
誤字・脱字のチェックのみか、文言・表現の統一や改善まで依頼をするかによって料金が変わります。
データ制作
原稿の完成具合
例えば手書きの原稿の場合、テキスト入力の料金が発生します。完全原稿に近づくほど安価になります。
デザインの決定割合
お客さまによる誌面デザインのご要望が具体的であるほど安価になります。
誌面レイアウトの難易度
小説など文章がメインの書籍では4段階、雑誌など画像をメインとする書籍では6段階の料金設定に分けられます。
印刷・製本
色数・サイズ・紙種・綴じ方
使用するインクの色数、書籍のサイズ、表紙や本文ページの紙の種類や厚さ、製本方法によって料金が変わります。
外箱・化粧箱
箱の有無や、箱のサイズや素材の種類など、オリジナル度合いによって料金が変わります。
特殊加工
特色や箔押し、凸凹加工、切り取り線の挿入などの加工の有無によって料金が変わります。
流通・販売
書店での陳列の有無
書店(実店舗)へ書籍を陳列するか、書店から取り寄せ注文限定にするかによって料金が変わります。また、アマゾンでのみ販売するプランもあります。
書店への営業
書籍の陳列場所や、POPなどを掲示してもらえるよう交渉するなどの営業活動によって料金が変わります。
直接販売のサポート
書籍を市販せず、お客さま個人のホームページで販売する場合の、そのお手伝いなどが上げられます。
当社では、制作と印刷の料金に関しては、経済調査会『積算資料印刷料金』(経済調査会出版部)を元に算出しています。
「安かろう悪かろう」ではなく、相場の料金でハイクオリティを実現することをモットーとしております。
各種書籍の制作を行っている当社では、出版の有無に関わらず書籍化のご相談を承ります。お気軽にお問い合わせください。
ご相談
全国からご相談を承りますので、遠方にお住まいの方もお気軽にご相談ください。
メールやお電話、Skype、郵送などで対応をすることも可能です。
東京近郊にお住まいの方には、可能な限り直接お会いしてのご相談をおすすめいたします。
これは他の会社をお選びになる際にもおすすめすることではありますが、料金を払って制作を依頼する相手を直接見定めてほしいからです。
また、サンプルを実際に見て・触って確認できることも大きなメリットであり、サービス内容を正確に把握することにも役立ちます。
用紙の種類やインクの発色、特殊加工など印刷技術は印刷会社によって大きく異なりますので、ぜひ見比べてご検討ください。
お問い合わせフォームにお作りになりたい書籍の内容、流通の有無などご希望をご記入ください。
追って当社からメールまたはお電話でご連絡いたします。
対面のご相談は当社(最寄駅:JR水道橋)、または、当社近くの喫茶店などで行うことも可能です。
事前のヒアリングにより必要であれば、当社提携の編集プロダクション・印刷会社・出版社の担当もご相談に同席いたします。
お客さまにご不明点や懸念材料が残らないよう努めさせていただきますので、お気軽にお問い合わせください。