マンガづくりのトリビア(前置き)

マンガは日本の文化というほど日本においてマンガはなくてはならない産業の一つです。
例えば発行部数を見てみますと、2015年9月末日現在は以下のような状況です。
1位:『ワンピース』(全78巻)3億2086万部
2位:『ゴルゴ13』(全178巻)2億部
3位:『ドラゴンボール』(全42巻)1億5700万部
・・・
8位:『スラムダンク』(全31巻)1億2000万部
(参照サイト:漫画全巻ドットコム
 
対して芸人初で芥川賞を受賞した又吉直樹『火花』は、2015年8月現在で209万部だそうです。
(参照サイト:東スポWeb
200万部超えはすごいですよね。
過去の芥川賞受賞小説単行本で最大発行部数だそうです。
 
さて、単純計算ですが上記マンガ1巻あたりの発行部数(平均)を計算すると以下のようになります。
『ワンピース』 約411万部
『スラムダンク』 約387万部
 
比較するとマンガの売れ行きの良さがお分かりいただけると思います。
『火花』は作者が名の知れた芸人だったためネームバリューが売り上げを押し上げた要因もあり、同じ作品でも無名作家だったら発行部数は半分くらいの可能性もあります。
もちろん販売価格も異なるので一概に比較はできませんが、「一般的に10万部以上売れる書籍はマンガ以外はない」と言われるくらい、マンガとその他書籍には販売冊数に差があるのです。
 
日本の文化に代表されるマンガはストーリーもさることながら、読者が認識しない部分で読みやすさも追求されています。
読みやすさという付加価値が、マンガ業界の発展に多大な貢献をしたといえるでしょう。
そんな制作サイドのトリビアを次の記事でご紹介します。
 
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